こちらは、キチンバック収納で、材料はパインの集成材で製作しました。あまり予算をかけずに無垢で丈夫な家具と言うことで今回パイン集成材を使用しました。左半分は、食器類が収まるように最上段は、小皿、中皿などが納まるように設計し、中段2段は、少し深めでコップやグラスなどが収まる寸法にしました。下段は大皿や普段あまり使わないような食器類の収納と具体的な収納プランを考えて設計することがとても重要です。右半分はフードストッカーとして食材ごとに分別できるように4分割して上半分をスライド式の棚にしました。
ここには炊飯器と米びつを納めて使用することを想定しました、天板には電子レンジやコーヒーメーカーなどの家電をおいて使うのに十分なスペースを確保しました。表面の仕上げはオイルフィニッシュで仕上げキッチン廻りと言うことで入念にオイルをしみこませしっかりと仕上げました。
デスク廻りの収納です。こちらは家の設計図上での寸法で打合せを進めましたので現地を採寸し製作をしている過程で若干の変更がありましたが。FAXとメールでの打ち合わせでスムーズに進行できました。
左下の書類収納部はA4ファイルがそのまま納まるようにして、上部はA4サイズの雑誌等が納まるようにしました。右のクローク収納部は帰宅してコートなどがかけられるようになっています。本当は鏡張りの扉がつく予定ですが鏡が間に合わず後日の納品になってしまいました。
後日、鏡張りの扉を納めに伺った時にはアンティークの机が真ん中にすっきり収まっていてとても良い感じになっていました。事前の工務店との打ち合わせに不備がありコンセントやLAN、TELジャックが家具に隠れるところに配線されていましたので、使いやすいように左側収納の天板上部に移設しました。
チークの突き板を使用したTVボードです上下2列の引き出しにはDVDやCDがケースごと入るように設計しその寸法を基に全体の大きさを決定しました。レールには高耐重のスライドレールを使用していますのでどんだけ入れてもスムーズに動きます。表面の仕上げは、自然系のオイルフィニッシュで仕上げています。ウレタンクリアーなども提案さえていただきましたが、塗装が塗ってある感じではないほうが良いと言うことでオイルフィニッシュを選択しました。